ロボアドで保険を自動提案 みんかぶと三菱UFJ系

投資家向けの交流サイト(SNS)「みんなの株式」を運営するみんかぶ(東京・千代田、瓜生憲社長)と三菱UFJフィナンシャル・グループ子会社のジャパン・デジタル・デザイン(JDD)は30日、利用者に最適な保険の組み合わせを自動的に提案するサービス「みんかぶ保険」を今春から開始すると発表した。
コンピューターが資産運用などを指南するロボットアドバイザーの保険版を使う。利用者は年齢や家族構成など基本情報を入力。保険を選ぶ際の優先順位など複数の質問に答えると、加入期間や保険料、保証のバランスを含めた最適な保険の設計を提案する。生命保険や医療保険などの取り扱いから始めるという。
両社は保険代理店業の免許を持たないため、みんかぶ保険では保険会社が自社の商品を投稿する機能を搭載、ロボアドを通じて利用者に通知する仕組みを設ける。「営業員と対面しないでも保険について気軽に相談できるサービス」(みんかぶ担当者)として、保険選びに対する心理的なハードルを下げたい考えだ。
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