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三菱ケミカル、人工関節向け高機能樹脂

三菱ケミカルは30日、国内で人工関節や手術器具向けの樹脂素材を本格販売すると発表した。通常の樹脂に比べ耐熱性や耐薬品性に優れるうえ、人体と接触しても安全な樹脂という。欧米に遅れている樹脂活用の動きが日本でも広がるとみて、市場を開拓する。

「ポリフェニルスルホン」で成形した人工関節のトライアル品。本物の人工間接と置き換える前にトライアル品で形状などを確認する。

スイス子会社、クオドラントグループの日本法人が「ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)」や「ポリフェニルスルホン(PPSU)」を医療分野に販売する。製造工程での異物混入を極力なくし、長期にわたる生体接触での安全性を示す国際規格「ISO10993」を取得済み。「工業用とは桁違いに高価」(久原善夫社長)な高機能樹脂という。

手術器具など治療系医療機器の国内市場規模は年間1兆5千億円で、医師の負担を減らしたり、機器の腐食を防ぐために金属部材を樹脂部材に代替したりする動きがある。樹脂素材の活用は欧米の医療機器メーカーが先行するが、今後は日本人に最適な人工関節などの機器や器具の必要性が高まるという。

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