乗り換えなどスムーズに 外国人向け実験 鞆の浦、IoT活用

2018/1/30 1:31
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外国人旅行者が交通機関の乗り換えや観光地での注文・支払いなどをスムーズに行えるようにする実証実験が29日、広島県福山市で行われた。総務省が2020年のサービス開始を目指す「IoTおもてなしクラウド」の実験で、台湾の20代女性2人が古い港町、鞆の浦の街歩きを楽しんだ。

実証実験に参加した台湾女性2人は鞆の浦の観光案内所で見どころなどの説明を受けた

外国人は広島空港や広島市内の窓口で言語や旅程、食のアレルギーなどの情報を登録、これを交通系ICカードにひも付ける。サービスに参加する交通機関や観光案内所、ホテルなどはICカードなどで外国人の情報や居場所が分かる。タクシー乗車が容易になったり、食べ物の禁忌情報をいちいち伝えなくて済むようになったりする。

広島から高速バスでJR福山駅前に到着した女性2人は、待機していたタクシーに乗り換えて鞆の浦へ出発。鞆の浦の観光案内所で音声ガイド端末などを受け取り、街並み散策に向かった。視察した小林史明総務大臣政務官は「広島市など大都市に集中する外国人観光客を県内各地に広げたい。福山や尾道、呉などへのスムーズな移動が重要で、そのためにITを活用していく」と述べた。

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