2019年5月21日(火)

伊藤忠・CP、本間ゴルフに120億円出資 アパレル品拡充へ提携

2018/1/29 10:13
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【香港=粟井康夫】香港上場のゴルフクラブ製造・販売大手、本間ゴルフは29日、伊藤忠商事とタイの大手財閥、チャロン・ポカパン(CP)グループから約8億3400万香港ドル(約120億円)の出資を受け入れると発表した。伊藤忠が繊維分野で持つネットワークを活用してゴルフウエアやバッグなど関連商品を強化し、ブランド力を高める狙いがある。

オーナーである劉建国董事長の投資会社が保有株式の一部を2社に売却する。取引完了後の出資比率は伊藤忠が6.29%、CPが10%になる。劉氏は53%の株式を引き続き保有する一方、CPが指名する社外取締役2人を受け入れる。

安倍晋三首相が米大統領への就任が決まっていたトランプ氏に本間ゴルフの高級ドライバーを贈呈するなど、同社のクラブやゴルフボールには定評がある。一方、ゴルフウエアやバッグ、シューズなど関連用品が売上高に占める比率は約13%と、同業平均の約60%に比べて出遅れていた。繊維部門に強い伊藤忠との資本・業務提携を機に、アパレル製品の品ぞろえを強化する方針だ。

本間ゴルフはゴルフ場などへの過剰投資で経営が行き詰まり、2005年に民事再生法の適用を申請。06年に再生手続きが完了した。10年に上海で家電メーカーを経営する劉氏の投資会社の傘下に入っていた。

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