長崎大など 白血病の遺伝子治療安く
来月臨床試験へ 実現で数十分の1に
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長崎大学と三重大学は他人の免疫細胞を使って白血病を遺伝子治療する新たな手法を開発した。米国で承認された5000万円超の高額な治療法に似た手法で、副作用や効果などが確認できれば量産しやすい分、安価な治療法になる可能性がある。2月にも患者の登録を始めて臨床試験(治験)をする。
治験は医師主導で、長崎大や愛媛大学、大阪国際がんセンターなど全国8医療機関で実施する。対象は成人T細胞白血病(ATL)患者で...
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