2018年4月19日(木)

JR秋田支社、クルーズ船客向け列車を運行

北海道・東北
2018/1/27 0:00
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 JR東日本秋田支社は26日、秋田港(秋田市)を訪れたクルーズ船の乗客を貨物線を使って秋田駅に輸送する「秋田港クルーズ列車」を4月から運行すると発表した。常設のホームを新たに設置し、専用車両の導入も検討する。2017年8月の「竿燈まつり」にあわせた4日間の試験運行が好評だった。

JR東日本秋田支社が整備するクルーズ列車の秋田港駅(イメージ図)

 東北運輸局から同日付で事業許可を受けた。JR貨物の秋田港駅―JR秋田駅間(8.9キロメートル)で、4月18日から11月3日までの期間中、クルーズ船の入港にあわせて延べ14日間運行する。運転本数は1日あたり1~12本。来年以降も許可を申請し、運行を続けたい考えだ。

 JR貨物の秋田港駅に4両編成対応のホームを新設するほか、専用列車の導入を検討する。昨年は乗降用の仮設タラップで、男鹿線のディーゼル車を使って運行した。

 県港湾空港課によると、秋田港のクルーズ船の寄港数は18年に21回の予定で、17年の18回を上回り過去最多となる見通し。定員4000人以上で過去最大級の「MSCスプレンディダ」も初めて寄港する。須田政博課長は「(クルーズ列車の運行によって)課題だった2次交通の選択肢が広がり、クルーズ船誘致に有利になる」と期待を述べた。

 JR秋田支社は県や秋田市と連携し、17年にクルーズ列車を計10本試験運行、計約420人が利用した。クルーズ船の乗客のために貨物線を活用するのは全国初めてで、日本外航客船協会(東京・千代田)がクルーズ船市場の発展に寄与した旅行商品などを表彰する17年の「クルーズ・オブ・ザ・イヤー」で特別賞に選ばれた。

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