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アップル関連株、世界で下落 iPhoneX販売苦戦

2018/1/26 12:43
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世界の株式市場で米アップルに部品を供給する企業の株価が下落している。アップルの最新型のスマートフォン(スマホ)「iPhoneX(テン)」の販売が伸び悩んでいるためだ。米ダウ工業株30種平均が最高値を更新する一方で、アップル株は前週末から4%安とさえない。日本ではソニーロームアルプス電気などの株価が下げ、台湾や韓国でも鴻海(ホンハイ)精密工業などのハイテク株が軒並み下落。アップルに部品を供給する企業は時価総額が大きい企業も多いだけに、世界の株価の上値を抑える一因になりかねない。

iPhoneXは中国などで販売が苦戦している

iPhoneXは中国などで販売が苦戦している

iPhoneはここ数年、販売台数の伸び悩みが顕著で、画面に初めて有機ELパネルを搭載した「X」に株式市場の期待が集まっていた。ただ12万円超と価格を高めに設定したことが嫌気され、中国などで販売が苦戦している。

米国の証券各社でアップルを担当するアナリストらは「Xの生産は年内に終わる」と予想。野村グループの米インスティネットのアナリスト、ジェフリー・ケバール氏も24日に2018年9月期のiPhone出荷台数の見通しを前回予想より500万台少ない2億4000万台に引き下げた。「Xの構成比率が下振れし、平均販売価格も予想ほど上振れない」とみる。

米国株が最高値を更新する中、アップルの株価はさえない。アップル株は25日時点で前週末から4%安。時価総額は8704億ドルと、18日からの1週間で400億ドル(約4.4兆円)目減りした。「ハイエンド(高級品)のスマホにシフトするという戦略の限界が意識された」(アセットマネジメントOneの岩本誠一郎氏)という。

影響はアップル関連株にも及んだ。JPモルガン証券は24日、スマホ用の画像センサーを生産するソニーの投資判断を「強気」から「中立」に引き下げた。ソニー株は25日まで連日で3%以上下げ、26日時点でも前週末比3%安の水準で推移する。アルプス電気は3カ月ぶりの安値圏に沈み、ロームや製造用の小型切削加工機を手掛けるファナックはそろって4日続落している。

アジアの株式市場にも不安が広がっている。回路基板を手掛ける韓国のインターフレックスは26日正午(日本時間)時点で前週末よりも19%安。台湾の鴻海精密工業やスマホのカメラなどの光学レンズを手掛ける大立光電(ラーガン・プレシジョン)も振るわない。

アップル関連株は時価総額が大きい企業が多く、株式市場への影響が大きい。日経平均株価は京セラやファナックなどアップル関連の値がさ株下落が響き、25日までの2日間で450円強下落。26日は反発したものの、午前終値は前日比34円(0.15%)高の2万3703円と戻りが鈍い。

一方、液晶メーカーの株価は堅調だ。アップルは販売テコ入れのため、今年秋にも発売する一部機種に、単価の安い液晶パネルの搭載を継続するとの見方が強まっている。アップルからの受注急減が懸念されていたジャパンディスプレイや韓国のLGディスプレーなどの液晶メーカーの株価は今月中旬から持ち直している。

アップルは2月1日に2017年10~12月期の決算発表を予定している。市場では「販売台数の見通しが市場予想ほど弱気でなければ、アップル関連株に見直し買いが入る可能性がある」(三井住友アセットマネジメントの平川康彦氏)との声もあった。

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