国循センター敷地、地元不動産が購入 千里最後の大規模開発

2018/1/26 9:14
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国立循環器病研究センター(国循)は大阪府吹田市にある現在のセンターと職員宿舎跡地合わせで7万4千平方メートルをアーク不動産(大阪市)へ71億円で売却した。センターがJR岸辺駅北側へ移転する2019年7月以降、地元の意向を踏まえながら跡地開発を進める考えで、千里ニュータウン(NT)最後の大規模再開発となりそうだ。

大阪府吹田市にある国立循環器病研究センター

国循が売却したのはセンターの敷地約6万6千平方メートルと隣接する宿舎跡地8千平方メートル。7社による競争入札の結果、アーク不動産が落札した。同社はアサヒビール西宮工場(兵庫県西宮市)跡地再開発や大津パルコ(大津市)再生など大型施設を手掛けた実績がある。

国循センターの周辺は住宅街で、最寄りの阪急北千里駅から徒歩20分程度。建物の高さ最高31メートルという規制の対象地域に含まれるため、アーク不動産による跡地再開発はマンションや戸建て住宅、子育て、高齢者向け施設が軸になりそうだ。

千里NTでは大阪府が府営住宅を建て替える大規模事業に取り組んでいるほか、千里中央駅(大阪府豊中市)の中核商業施設、千里セルシーも建て替えが取り沙汰されており、国循跡地が再開発されれば、千里NTの再生事業は一段落する。

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