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クマを傷つけず追い払う 「ベアドッグ」繁殖

人とクマの共存を目指すNPO法人のピッキオ(長野県軽井沢町)は、クマを傷つけずに追い払う特別な訓練を受けた犬「ベアドッグ」の繁殖プロジェクトに着手した。米国の団体から雄犬を借りてピッキオの雌犬と交配し、ベアドッグを継続して育てる。3~4月の誕生を見込み、2019年5月ごろから実践で活用する。

ハンドラーとともに繁殖に挑むベアドッグのタマ(左)とリオ(背後は繁殖のために建設した半地下型の小屋)

犬はフィンランドでクマ猟に使われてきた「カレリア犬」。クマに襲いかからず、ほえて追い払うのが得意で、米国のウインド・リバー・ベア・インスティテュート(WRBI、モンタナ州)が育成方法を確立した。

ピッキオではWRBIから導入した2頭が活動し、今回はメスの「タマ」と、WRBIから借りた「リオ」を交配する。WRBIのハンドラー(飼育士兼訓練士)が繁殖に協力する。

米国からの導入は検疫などに手間がかかるため、国内での繁殖に踏み切る。ピッキオのハンドラー、田中純平氏は「将来は他地域への普及にもつなげたい」と話している。

ピッキオは04年に初代のベアドッグを導入。人里に近づいたツキノワグマを追い払ってきた。同年には住宅地での目撃が44件あったが、16年には9件に減少している。

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