ミラノで列車脱線 3人死亡、100人負傷
(更新)
【ローマ=共同】イタリア北部ミラノ近郊で25日午前7時(日本時間同午後3時)ごろ、列車が脱線する事故があり、3人が死亡した。重傷者約10人を含む約100人が負傷した。列車はミラノに向かう通勤客らで混み合っていたという。地元メディアが報じた。
ANSA通信は乗客の話として、列車が突然揺れだした直後にごう音が聞こえ、脱線したと伝えた。現場には列車の進行方向を切り替えるポイントがあるといい、地元当局が事故原因を調べている。ミラノの日本総領事館によると、これまで日本人が巻き込まれたとの情報はない。
国営イタリア放送協会(RAI)は車両が斜めに傾き、大きくひしゃげた様子を伝えた。乗客は一時、中に閉じ込められたが救出された。
列車は午前5時半ごろ北部クレモナを出発し、約80キロ離れたミラノに同7時半ごろ到着予定だった。
地元メディアは当初、死者を4人と報じたが修正した。
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