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札幌・円山動物園、AIで動物管理実験

札幌市の円山動物園は、人工知能(AI)や画像認識技術を活用して、園内の動物を管理する検討会を25日に開く。市内企業や北海道大学の研究室と組んで実証実験をする。実験で有意義な結果が得られれば、企業がシステムを商品化して、他の動物園や酪農家、ペットを飼育する家庭向けに販売したい考えだ。

実験ではまず園内のチンパンジーをAIで個体識別できるようにする。それぞれの1日の行動パターンのデータを蓄積し、通常と異なる振る舞いをしていた場合に飼育員に知らせて病気などを早期発見する。

これまで動物の状況はビデオカメラで録画し、飼育員が早送りで再生して確認していた。病気の有無や動物同士の関係を分析するのは熟練の飼育員の経験に頼っていた。

実験はソフトウエア開発を手がける北大発ベンチャーのテクノフェイス(札幌市)、北大で画像認識技術を研究している情報科学科、動物の生態を研究している獣医学科の研究室と連携しながら進める。

動物を個体認識して動きを分析できれば、人の顔認識技術の向上にもつながる。ビデオカメラで人の動きを撮影するのは肖像権などの問題もあり、これまで実証実験のハードルが高かった。AIによる認識技術が確立されれば、人の動態調査など幅広い分野での応用が期待できる。

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