2018年11月20日(火)

ドラマ「陸王」の経済効果10億円超、埼玉県試算

2018/1/24 22:30
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埼玉県は、2017年10~12月に放送された同県行田市が舞台のテレビドラマ「陸王」の県内への経済波及効果は3カ月間で10億2000万円だったとする試算結果を公表した。

統計課が県ホームページで公開している「経済波及効果分析ツール・イベント版」の活用法を知ってもらおうと実施した。用いたデータや試算手順などについても紹介している。

行田市や地元企業などの協力を得てデータを集めた。ドラマ撮影には4万人以上のエキストラが参加した。観光案内所の3カ月間の来客数が例年に比べ77.61%増えた。県観光入込客統計のデータにこの増加率を乗じ、観光客増加人数は31万4300人で、全て日帰りと仮定した。

1人あたりの消費額は、飲食店での食事・飲酒594円、関連グッズの菓子類287円、ランニング足袋のゴム部分75円などと見積もった。またドラマの撮影費用としてスタッフ弁当代851万円、宿泊費540万円などと計上した。

これらの数値を入力すると分析ツールが自動計算。17年10~12月の経済波及効果は10億2000万円、雇用誘発人数は83.4人と算出した。

統計課は「18年に入っても多くの観光客が行田市を訪れ、関連グッズも売れている」と説明。「今回の計算方法を参考に、分析ツールを地元の祭りやイベントなどでの試算に活用してほしい」と話している。

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