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気象庁、白根山噴火は「水蒸気噴火」

火山灰粒子を分析

気象庁は24日、群馬県と長野県にまたがる草津白根山で23日に起きた噴火はマグマで熱せられた地下水が噴き出す「水蒸気噴火」の可能性が高いと発表した。現地で23日に回収した火山灰の粒子を産業技術総合研究所と防災科学技術研究所が分析したところ、もともと山の地層にあった粒子が噴出したと考えられた。

草津白根山に設置されたライブカメラの映像(草津温泉観光協会のユーチューブ映像より)

気象庁は「水蒸気噴火のあとに大きな噴火に移行する兆候は見られないが、リスクが無いとはいえない」としている。

火山の噴火には水蒸気噴火のほか、マグマが噴出する「マグマ噴火」、マグマと水蒸気が混じる「マグマ水蒸気噴火」がある。噴火の種類の特定には、火山灰などの噴出物を調べる必要がある。マグマが関わる噴火では、噴出物の中に新しいマグマから出てきた粒子が含まれる。

水蒸気噴火はマグマの活動を伴うマグマ噴火などに比べ、山全体の膨張や震動といった前兆を捉えるのが難しいといわれる。気象庁は今回、草津白根山で噴火の前兆とみられる現象を確認できなかった。死者58人、行方不明者5人を出した2014年の御嶽山(長野、岐阜県)の噴火も水蒸気噴火だった。

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