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家にある食材を把握し、AIスピーカーがレシピ提案

VentureBeat

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調理アシストサービスを手掛ける米シェフリングは1月18日、冷蔵庫やパントリー(食品庫)にある食材を記録し、手持ちの食材で作ることができるレシピを教えてくれるアプリの機能を拡充するために、100万ドルを調達したことを発表した。

調達した資金でシェフやマーケティング担当チーム、データサイエンティストを採用し、アプリでの食材の写真認識機能を向上させる。

足りない食材があると買い物リストに追加

シェフリングの共同創業者アマル・クリシュナ氏は、アプリのダウンロード件数が10万件以上と順調に伸びている主な理由として、人工知能(AI)スピーカー(スマートスピーカー)の利用者に人気がある点を挙げた。シェフリングは米グーグルのAIアシスタント「グーグルアシスタント」と米アマゾン・ドット・コムの同「アレクサ」に対応。米マイクロソフトの同「コルタナ」への対応も進めている。

シェフリングはAIアシスタントと連携し、手持ちの食材で作ることができるレシピを提供したり、足りない食材がある場合には通知した上で買い物リストに加えたりしてくれる。

AIスピーカーと連携し、手持ちの食材で作れるレシピを教えてくれる (C)Chefling

手持ちの食材でできるレシピのオススメ機能は、韓国LG電子が1月に家電見本市「CES」で展示した「インスタビュー・ドア・イン・ドア」のような高級スマート冷蔵庫でもセールスポイントに挙げられている。シェフリングを使えば、こうした最先端のサービスを利用できる。

シェフリングは様々なフードブロガーから集めた数万点のレシピを監修し、改良するために新たにシェフを雇う。アプリは利用者自身がアップロードしたお気に入りのレシピにも対応できる。

「完全なキッチンアシスタント」の開発が目標

数カ月前に画像認識機能が導入されたことで、食品スーパーのレシートをスキャンできるようになり、その結果、購入した食材を手作業で入力せずに済むようになった。アプリではウォルマートやターゲット、セーフウェイなどのスーパーのレシートを認識できる。調達資金の一部を使ってエンジニアを採用し、レシートをスキャンする際の画像認識機能を拡充する。

クリシュナ氏は「利用者がレシートの写真を撮影できる機能を向上する。グーグルの『(クラウド)ビジョンAPI』でデータを取得し、当社で自然言語処理(NLP)を使ってこれをデータベースと照合し、(アプリの)パントリーに反映させる」と説明した。

将来的には、グーグルのビジョンAPIを使わずに、自前での画像認識機能を開発する。

クリシュナ氏は食材や具体的な商品の画像認識サービスを6カ月以内に展開する方針を表明。「当社が取り組んでいるのは、完全な(キッチン)アシスタントの開発だ」と強調した。

今回の増資では、シカゴのベンチャーキャピタルXVVCから出資を受けた。

シェフリングの社員は現在7人だが、年内に20人以上に増やす方針だ。拠点はカリフォルニア州のサニーベールにある。

By Khari Johnson

(最新テクノロジーを扱う米国のオンラインメディア「ベンチャービート」から転載)

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