2018年11月17日(土)

ダイムラーとBMW、カーシェア事業を統合へ

2018/1/24 10:00
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【フランクフルト=深尾幸生】独ダイムラーと独BMWがカーシェア事業の統合で最終調整に入ったことが23日明らかになった。独紙フランクフルター・アルゲマイネが報じた。両社は2月にも統合を発表する見通しという。高級車で世界一を競う両社が移動サービスの分野で手を組み、米ウーバーテクノロジーズなど新しい勢力に対抗する。

ダイムラー子会社の「カー2ゴー」と、BMWが50%を出資する「ドライブナウ」の統合交渉が大詰めに入った。両社はともに乗り捨て型のカーシェアを手がける。分単位の課金システムやスマートフォンのアプリで手軽に近くの車両を予約できたりする手軽さで利用者を増やしている。

カー2ゴーは欧州を中心に米国や中国でも事業を展開する。「メルセデス・ベンツ」や「スマート」の車両約1万4千台を運用し、会員数は約300万人と乗り捨て型では世界最大手とみられる。ドライブナウは欧州で約100万人の会員を抱える。車両は「i3」や「ミニ」など約6千台を持つ。

どちらのブランドを残すか、併用するかなど詰めの交渉は残るが、アプリを共通化できれば利用者の利便性は高まる。システムを共通化することで、まだ高いとされる運営費用も下げられる。

ウーバーなどの配車サービスや無人タクシーなどの新しい技術が普及すれば、自家用車を保有しない消費者が増えると予想される。移動サービスではダイムラーとBMWの主力の高級車がこれまでのように求められなくなる可能性もあり、新たな収益源の確立を急ぐ。

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