働き方改革で残業代減少、還元も焦点、労使会談
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経団連の榊原定征会長と連合の神津里季生会長は23日、春季労使交渉をめぐり都内で会談した。連合はベースアップ(ベア)と定期昇給を合わせた月例賃金で4%の引き上げを要求。経団連はボーナスを含む「年収ベース」も選択肢に3%の賃上げを掲げる。働き方改革で生産性が上がり、残業代が減った分をどう分配するかも焦点となる。
政府は悲願のデフレ脱却へ賃上げを重視しており、経済界に3%の賃上げを求めている。榊原氏は冒...
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