杉本公取委員長留任へ 地銀関係者、複雑な反応
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3月に任期満了を迎える公正取引委員会の杉本和行委員長(67)が留任する見通しになった。政府が23日、杉本氏を再任する国会同意人事案を衆参両院に提出した。地方銀行の再編に相次いで待ったをかける公取委の次期体制に金融界は大きな関心を寄せてきた。当面は公取委の現行路線が踏襲される公算が大きくなり、地銀関係者に複雑な反応が広がった。
金融界で杉本氏といえば「地銀再編の番人」(ある地銀幹部)。長崎県の親和銀...
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