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「体制を一新」大林組社長が辞任会見 引責明言せず

2018/1/23 16:28
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大林組は23日、白石達社長(70)が辞任し、蓮輪賢治取締役専務執行役員(64)が3月1日付で昇格する人事を発表した。同社はリニア中央新幹線の建設工事を巡る談合事件で、独占禁止法違反の疑いで捜査を受けている。受注調整を認めているとされ、白石氏は事実上の引責辞任とみられる。

■土木担当副社長も辞任

23日に都内の本社で開いた記者会見で、白石社長は社長交代の理由について「早期に執行体制を一新し、将来に向けた経営のかじ取りを新たにスタートする必要があると判断した」と述べた。リニア関連の引責かどうかについては「現時点では回答できない」と明言を避けた。

ただ土木担当の土屋幸三郎副社長(66)も23日付で「一身上の都合により」辞任しており、引責との見方が濃厚だ。

白石氏は6月下旬の定時株主総会後に取締役からも退き、相談役に就く予定。同氏は2007年に大阪府枚方市の官製談合・汚職事件を受けて社長に就任した。

17年12月に発覚したリニア中央新幹線の談合事件で、大林組は独占禁止法違反容疑で東京地検特捜部などの捜索を受けた。大林組は受注調整を認めているとされる。同社は過去に、独禁法に違反した行為をした場合には社内処分を課す独禁法順守プログラムを策定しており、その基準に沿ったとの見方もある。

新社長の蓮輪氏は太陽光発電など新規事業を担当してきた。大林剛郎会長(63)は留任するとみられる。

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