IHI、ドナウ川に架けるルーマニア最長の吊り橋受注

2018/1/23 23:00
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日経コンストラクション

IHIはグループ会社がルーマニアで最長となる延長約2000mの吊り橋「ブレイラ橋」の建設工事を同国道路インフラ公社から設計・施工一括で受注したと2018年1月17日、発表した。同社グループがルーマニアの工事を手掛けるのは初めて。

ブレイラ橋の完成予想図(資料:ルーマニア道路インフラ公社)

ブレイラ橋の完成予想図(資料:ルーマニア道路インフラ公社)

IHIインフラシステム(IIS)がイタリアの建設会社アスタルディとのJVで受注した。JVへの出資割合は、アスタルディが60%でIISが40%。アスタルディの公表資料によると、契約金額は4億3500万ユーロ(約590億円)。

ドナウ川に架ける吊り橋とそれに接続する高架橋、接続道路を建設する。吊り橋は延長1974mで、中央径間は1120mに及ぶ。両岸の高架橋は約110mで、接続道路を含めると延長は計約23kmとなる。工期は設計を含めて2018年1月から21年12月までの4年間。出資割合に応じて人員などを供出する共同施工で実施する。

現在、建設場所付近でドナウ川を渡るには、100kmを超える迂回路か船を利用しなくてはならない。

ブレイラ橋の建設予定地(資料:IHI)

ブレイラ橋の建設予定地(資料:IHI)

アスタルディは、道路や鉄道など交通系のインフラを得意とする建設会社で、16年に開通したトルコのイズミット湾横断橋(延長約3000m)では6社JVのメンバーとして施工に関わった。IISは伊藤忠商事とコンソーシアム(企業連合)を組んで6社JVから同橋の工事を受注するなど、以前からアスタルディとの付き合いがあった。

(フリーライター 山崎一邦)

[日経コンストラクションWeb 2018年1月23日掲載]

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