2018年2月19日(月)

大雪で首都圏の足混乱 転倒で負傷者、駅は入場規制

社会
2018/1/22 17:19 (2018/1/23 0:33更新)
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 東京消防庁によると、関東地方を襲った大雪で東京都内では22日午後9時までに男女計67人が歩道で滑って転ぶなどして病院に搬送された。このうち70代男性は立川市で歩行中に雪で足を滑らせて転倒、脳挫傷になったという。

改札が閉鎖され混雑する京王井の頭線渋谷駅(22日午後、東京都渋谷区)

改札が閉鎖され混雑する京王井の頭線渋谷駅(22日午後、東京都渋谷区)

 警視庁によると、22日の積雪時から午後4時半までに都内で積雪が原因で起きた交通事故は83件。23日午前0時までに少なくとも計700件超の事故が起きており、雪の影響とみられるという。

 首都圏の交通網は大きく乱れた。JR東日本によると、22日午後6時時点で、山手線や京浜東北線、埼京線、中央線など39路線で通常より本数を減らすなど運行に影響が出た。青梅線は22日午後6時半以降、青梅―奥多摩駅間の運転を見合わせたほか、日光線も同5時以降、鹿沼―日光駅間を運休。烏山線は同6時以降、全線で運転を見合わせた。

 特急「あずさ」など首都圏発着の在来線特急も多数運休となったほか、私鉄や地下鉄などとの相互乗り入れの中止も相次いだ。

改札が閉鎖され混雑する西武池袋線池袋駅(22日午後、東京都豊島区)

改札が閉鎖され混雑する西武池袋線池袋駅(22日午後、東京都豊島区)

 ゆりかもめは同日午後5時20分以降、全線で運転を見合わせ、船の科学館―台場駅間で乗客を乗せた車両が約30分間立ち往生した。小田急電鉄はロマンスカーを終日運休。帰宅する通勤客らが集中し駅構内が混雑したことから東急渋谷駅やJR蒲田駅などで一時、入場を規制した。

 東京湾にかかるレインボーブリッジでは22日午後6時40分から積雪のため閉鎖。東京都によると、閉鎖前にスリップとみられる事故が発生したとの情報があり、一時数十台が立ち往生した。警察が順次車両をバックさせるなどして対応し、午後8時半時点では立ち往生はほぼ解消したという。

 各高速道路会社によると、首都高速道は22日午後、一部区間で不通が生じたほか、東名道も同日夕、東京インターチェンジ(IC)―沼津IC間の上下線を通行止め。各社は首都圏の多くの高速道路で同日夜以降、通行止めが生じる可能性があるとして注意を呼びかけた。

 空の便も羽田空港を中心に欠航が広がった。22日午後10時時点で、日本航空が約120便を欠航し、約1万5千人に影響。全日空も同11時時点で約100便欠航し約1万1千人が影響を受けた。

 日本航空などによると、午後7時20分ごろ、成田空港に着陸したマニラ発の日本航空742便ボーイング767が積雪の影響で誘導路上に立ち往生し、一時乗員乗客192人が機内に閉じ込められた。同機は車でけん引され、約2時間後に駐機場に到着した。

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