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学生起業家アワード、シェアトレが日本代表

世界各地の若手起業家ネットワーク、起業家機構(EO)が主催する大学生起業家アワード「EO GSEA(グローバル学生起業家アワード)」の日本での最終審査が開かれ、練習メニュー共有アプリを手がけるシェアトレ(茨城県つくば市)の木村友輔社長(21)が日本代表に選ばれた。4月にカナダ・トロントで開かれる世界大会に挑む。

グローバル学生起業家アワードの日本代表に決まった、現役筑波大生の木村友輔・シェアトレ社長

GSEAは大学生・大学院生の起業家が対象。事業計画で応募できる学生ビジネスコンテストと異なり、起業から半年以上が経過し、10万円以上の売り上げ、または100万円以上の資金調達の実績が求められ参加のハードルが高い。日本で5回目となるGSEAでは東京と大阪の予選にそれぞれ7人が参加し、勝ち抜いた6人で最終審査が開かれた。

シェアトレは現役筑波大生のサッカー部員でもある木村社長が少年少女らにサッカーを教えた経験をもとに、「ベテランコーチの長年の経験を共有する仕組みをつくりたい」と思ったのが原点だ。2015年にクラウドファンディングでプロジェクトを立ち上げた。

シェアトレは16年に正式にサービスを始めた。全国のコーチに練習メニュー動画を投稿してもらい、若手指導者が参考にしたり、選手が自ら練習に生かしたりする。現在は登録会員数が約2800人に達し、足元も毎月200~250人ペースで増えている。17年7月にはNPO法人の日本サッカー指導者協会とパートナー契約を結び、互いに登録する指導者が情報発信しやすくするなど参加者の輪を広げてきた。

木村社長は17年、全国600の学生団体が集う「学生団体総選挙」で総合グランプリになるなど学生スタートアップの中では高い評価を得ている。今度はサッカーという世界共通言語を核に、学生起業家の世界大会に挑むことになる。

一方、GSEAの日本代表最終審査の2位には現役和歌山大生でイベントプロデュースなどを手がける和(なごみ)の小幡和輝代表が選ばれた。3位は現役同志社大生でTADAGENIC(タダジェニック、東京・港)の平塚登馬代表だった。

(企業報道部 加藤貴行)

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