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小笠原諸島に新種のカニ 横幅7ミリで「ぺたんこ」

東京都とお茶の水女子大湾岸生物教育研究センターの吉田隆太特任助教らは小笠原諸島・聟島列島の周辺海域で新種のカニを発見したと発表した。甲羅が押しつぶされ、ぺたんこになっているような形から「ペタンココユビピンノ」と名付けられた。10日付の国際学術誌に発表した。

小笠原諸島・聟島列島の海域で発見された新種のカニ「ペタンココユビピンノ」(2016年9月、お茶の水女子大・吉田隆太特任助教提供)=共同

新種のカニは、甲羅の横幅が約7ミリと小型。ゴカイがすみかとしているストローのような形をした「棲管(せいかん)」の中から見つかった。ゴカイとの共生が考えられるという。

これまでに発見されたコユビピンノ科のカニは、ゴカイにしがみつくなどして寄り添って暮らすが、今回発見されたカニはゴカイと離れた場所で発見されており、習性が異なる可能性がある。

都は世界自然遺産に登録されている小笠原諸島の保全のため、2013年から17年まで海洋生物調査を実施し、1500種を超える海洋生物の生息を確認。今回のカニは16年の調査で発見した。吉田助教は「丹念な調査をすれば、小笠原の海の生き物の全体像が把握できるだろう」としている。〔共同〕

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