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北朝鮮、平昌に選手22人派遣 IOCが合同チーム承認

統一旗で韓国と入場も

【ローザンヌ=細川倫太郎】国際オリンピック委員会(IOC)は20日、2月9日に開幕する平昌冬季五輪への北朝鮮の参加をめぐり、韓国とのアイスホッケー女子の南北合同チームの結成や、開会式での「統一旗」を掲げた合同入場行進を正式に承認した。北朝鮮はスキー、アイスホッケー、スケートの3競技で22人選手を派遣する。

スイスのローザンヌにあるIOC本部で、北朝鮮、韓国、大会組織委員会、IOC代表者の4者が会談した。核開発など北朝鮮の情勢が緊迫するなかで、世界のスポーツの祭典で南北融和を打ち出した。

IOCのトーマス・バッハ会長は会談後の記者会見で「五輪の精神は敬意や理解だ。平昌冬季五輪が朝鮮半島の明るい未来の扉となることを願う」と述べ、五輪を通じた南北融和への期待感を表明した。

アイスホッケーの女子は五輪史上初となる南北合同チームを結成する。開会式では白地に青で朝鮮半島を描いた統一旗を手に合同で入場行進する。合同入場行進は2006年のトリノ冬季大会以来となる。チーム名は「コリア」の呼称を使い、旗手は南北の男女各1人が務める。北朝鮮の選手団は2月1日、代表団や約230人の応援団は同7日に陸路で韓国入りする予定だ。

韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領はかねて「平和五輪」を訴え、北朝鮮に参加を呼びかけてきた。韓国と北朝鮮は9日に南北閣僚級会談を開き、北朝鮮の選手団の派遣に合意。IOCは今回の4者会談で正式に決めた。

北朝鮮は、夏季五輪については1992年バルセロナ大会以降、継続して出場。柔道やウエートリフティングの金メダリストを含め、多くのメダリストを輩出した。冬季五輪は合計メダル数は2個。前回ソチ五輪は出場していない。今回も出場したとしても、メダル争いに絡む競技はない。

南北合同チームをつくる女子アイスホッケーも、開催国枠で初めて出場権を得た韓国の世界ランキングは22位と、出場8カ国の中で最低。北朝鮮は25位とさらに下だ。

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