2019年2月24日(日)

大和ハウス、中古住宅で新ブランド 空き家対策にも

2018/1/19 16:16
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大和ハウス工業は19日、中古住宅を専門に取り扱うブランド「リブネス」を立ち上げると発表した。戸建て住宅や賃貸住宅、分譲マンションなどの仲介や再販、改装の事業を1つの窓口に集約。中古住宅に大和ハウス独自の保証をつけて再販しやすいようにし、増加する空き家の問題に対応する。既存住宅関連事業の売上高を2025年度に16年度比9割増の2千億円に引き上げる考えだ。

新ブランドは大和ハウス工業のほか、日本住宅流通や大和ライフネクストなどグループ8社で共有し、同社の販売物件以外の住宅も対象とする。売買・仲介を担う店舗は現在の2.5倍の100拠点に拡充。地方では地域の不動産業者と提携して展開する。

具体的には、中古物件の地盤や構造を検査して「リブネス特別仕様」という独自規格を設定。最長10年の保証をつけて再販しやすいようにする。自社で買い取り再販も手掛ける。25日に専用ウェブサイトも立ち上げ、中古物件を買いたい人の窓口も一本化する。

仮想現実感(VR)を使った店舗外での内見サービスも始める。VRゴーグルを使い、住宅やマンションの室内の様子が確認ができるようにする。商業施設に専用スペースを設置するほか、サイト登録先着者に無料でゴーグルを配り自宅からの内見も可能にする。

日本の空き家は直近で820万戸と住宅全体の14%にのぼっており、政府は既存住宅市場の拡大を政策課題に掲げている。野村総合研究所は世帯数の減少と住宅戸数の増加で、33年には空き家比率が30%を超えると予測。既存住宅の価値を高めることが急務となっている。

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