2019年9月20日(金)

カザフ大統領、北朝鮮に核放棄訴え 大量破壊兵器で安保理会合

2018/1/19 4:21
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【ニューヨーク=高橋里奈】国連安全保障理事会は18日、核兵器など大量破壊兵器の不拡散を巡り会合を開いた。1月の議長国カザフスタンのナザルバエフ大統領が主宰し、「北朝鮮の指導者にはカザフスタンの核放棄の道を模範にするよう求める」と呼びかけた。カザフスタンは旧ソ連時代に大規模な核実験場があったが、ソ連崩壊に伴い閉鎖、世界第4位の核戦力を放棄していた。

会合にはポーランドのドゥダ大統領やロシアのラブロフ外相らも出席した。シリアでの化学兵器使用やイラン核合意の順守、核不拡散体制などを議論した。

ナザルバエフ氏は北朝鮮が核拡散防止条約(NPT)から脱退を表明したことは「核保有の野心を持つ国に同様の動きを起こさせかねない」とし、「各国がNPTから脱退することをより難しくする必要がある」と主張。危機の解決には「米国とロシア、中国の関与が欠かせない」と指摘し、「関係国に可能な限り迅速かつ建設的な問題解決の努力を求める」と注文した。

理事国は北朝鮮問題が喫緊の国際問題であるとの認識を共有した。ポーランドのドゥダ大統領も「北朝鮮の挑発行為はすべての核不拡散の努力を損なっている」と非難した。米国のヘイリー国連大使は核不拡散体制にとって「北朝鮮以上の脅威はない」と断言。「安保理では平和的、外交的解決の模索を続けるが、必要があれば米国は自国と同盟国を十分に守るつもりだ」と強調した。

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