プリファード、AI相互運用のフォーマット参加
人工知能(AI)開発スタートアップのプリファード・ネットワークス(東京・千代田)は、同社が提供するディープラーニング(深層学習)構築基盤ソフト「チェイナー」が、異なるソフト間でも深層学習の運用ができる「オープン・ニューラル・ネットワーク・エクスチェンジ(ONNX)」に対応したと発表した。AI開発や展開などの負担を軽減できるという。
ONNXは米マイクロソフトや米フェイスブックが提案し、共同開発したものだ。深層学習の基盤ソフトには、チェイナー以外にも様々な企業や研究者が開発したものがある。それぞれ固有の書式がある上、得意な分析が違う。研究者などが必要に応じて異なるソフトで使うには、これまで変換処理が必要だった。