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「ロス」埋めるのは… いつだって目の前の競馬か

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2018/1/20 6:30
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2018年の中央競馬は1月6日からの3日間開催で開幕し、既に2週5日の日程を終えました。筆者は1週目を京都競馬場で、2週目を中京競馬場で過ごしました。この2週間を振り返ってみたいと思います。

武豊騎手を背に、引退式で最後の勇姿を見せるキタサンブラック=共同

武豊騎手を背に、引退式で最後の勇姿を見せるキタサンブラック=共同

競馬開催を欲していたファン

1月6日、京都競馬場。早朝、競馬場に到着してハッとしました。最寄りの淀駅近くにある関係者入り口から望む、コース内のターフビジョン(大型ビジョン)が、既に稼働を始めていたのです。左側に目をやると、スタンドに入っていくファンの姿が見えました。まだ、1レースのスタートまで2時間ほど前という時間帯でした。この日は年始恒例の「京都金杯」がメインレース、最終レース終了後にはダート界を長くけん引したコパノリッキーの引退式が行われました。全てが終わるまで約9時間、それだけ競馬開催を欲していたファンの皆さんは満足して帰られたでしょうか。

翌1月7日。やはり最終レース終了後に、G1で7勝を挙げたキタサンブラックの引退式が行われました。ラストランだった昨年末の有馬記念直後に、中山競馬場で行われた"お別れセレモニー"に続いての式典。ゴールポストまでの約200メートルをかなりのスピードで疾走していきました。その後は北島三郎オーナー(81)が「まつり」を熱唱。最近、流行のドラマが終わったりすると、SNS(交流サイト)上で「○○ロス」がささやかれたりしますが、前日に引退式が行われたコパノリッキーもキタサンブラックも、競馬ファンにしてみれば「ロス」を感じるのでしょうか。少なくとも筆者は一抹の寂しさを覚えました。

キタサンブラックの引退式には夕刻まで多くのファンが場内に残った

キタサンブラックの引退式には夕刻まで多くのファンが場内に残った

1月8日。この2日間、中山競馬場で中山金杯、フェアリーステークスと重賞レースを連覇した東のエース・戸崎圭太騎手(37)が京都入り。早速、1レースを勝つと、9レース(許波多特別)、10レース(羅生門ステークス)に続き、11レースのシンザン記念も勝ち、1日4勝、3日連続重賞制覇の快挙を達成。年始の3日間開催を鮮やかに締めくくりました。「ロス」を埋めるのは、いつだって目の前の競馬、なのでしょうか。

場外発売も競馬場も好き

1月12日、中京競馬場。金曜日で中央の開催はありませんが、筆者は機材の確認のため開催前日の競馬場にきました。最寄りの中京競馬場前駅から続く歩道「フローラルウォーク」の終点、競馬場の入り口に置かれた「平日払戻所」はにぎわいを見せていました。この日、開催が行われていた笠松、浦和の地方競馬2場の場外発売が行われていたのです。普段、見慣れている地方競馬も場所を変えて見ると少し新鮮に映ります。仕事が終わったころ、ちょうど浦和の最終レースがスタート。予想もそこそこに、駆け込みで馬券を買いましたが、わずかの差で的中ならず。でも、ちょっとした非日常を感じて楽しかった。

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