三井化学のTOBが成立、新車開発支援のアーク買収

2018/1/18 13:51
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三井化学は18日、新車の設計や試作を手がけるアークへのTOB(株式公開買い付け)が成立したと発表した。約301億円で既存の大株主などから発行済み株式の74.69%を取得した。三井化学は車体の軽量化や動力の電動化が活発な自動車分野を成長領域としている。自動車大手の新車開発を支援するアークのグループ入りで、先端材料の導入に弾みをつけたい考えだ。

筆頭株主のオリックスなどから株式を取得した。買い付け価格は普通株1株あたり100円と、TOB公表時の市場価格を1割下回っていた。アークは上場を維持する。

アークは1948年の創業。工業製品の意匠検討用の模型や部品の金型作りで事業を伸ばした。ただ、2008年の金融危機で業績が急落。11年に企業再生支援機構(現地域経済活性化支援機構)の支援を仰いだ。事業再生が一段落したため、14年にはオリックス傘下に入った。欧米の自動車メーカーとも取引が多く、17年3月期の海外売上高は7割を超えた。

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