2019年2月21日(木)

クラウドワークス AI・金融で提携探る

2018/1/16 19:30
保存
共有
印刷
その他

企業と在宅ワーカーなどとの間で業務の受発注を仲介するクラウドワークスは16日、戦略説明会を開いた。吉田浩一郎社長は「皆さんと新しいインフラをつくっていきたい」と述べ、提携先を募る意向を示した。

戦略説明会に登壇したクラウドワークスの吉田社長(16日、都内)

人工知能(AI)と金融。提携先を探すにあたって吉田社長が念頭に置いているのがこの2つの分野とみられる。

クラウドワークスに働き手(ワーカー)として登録している人の数は約165万人。AIを使えば、スキルのレベルをもとに、業務に適したワーカーをすぐに見つけられる。マッチング精度が高まれば企業の満足度も上がり、より多くの業務を発注するようになると期待される。

金融の出番はワーカーの資金繰り改善にある。ワーカーが報酬を受け取るのは業務終了後。それまでは蓄えを取り崩して生活費をまかなうのが一般的。クラウドワークスは貸金業の免許を持つCAMPFIRE(キャンプファイア、東京・渋谷)と組んだ。業務実績をもとに信用度を予測、報酬をワーカーに前払いする制度をこのほど採り入れた。吉田社長は「クレジットカードをつくれないワーカーも多い」と述べており、金融分野での提携先をさらに募る。

クラウドワークスの2017年9月期の連結営業収益は前の期比約2割増の約15億円。業務を外部委託する動きが広がり、今期も増収になる見通しだ。ただ、競合企業も出始めている。説明会では、企業とワーカーの受発注プラットフォームの地位を早く確立したいとの思いがにじみ出ていた。

(企業報道部 吉田楓)

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報