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下町ボブスレー初五輪なるか ジャマイカが出場権

2018/1/16 17:15 (2018/1/16 21:04更新)
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東京都大田区の町工場が中心となって競技用そりを開発する「下町ボブスレー」プロジェクト推進委員会は16日、そりを提供するジャマイカ女子チーム(2人乗り)が平昌五輪出場権を獲得したと明らかにした。ただ下町ボブスレーを本番で使うかどうかは確約されていない。関係者は固唾をのんで見守っている。

2017年4月の記者会見にはジャマイカの選手も同席した(東京都大田区)

2017年4月の記者会見にはジャマイカの選手も同席した(東京都大田区)

推進委によると、きっかけは2017年12月の輸送トラブル。五輪出場権獲得をめざしてワールドカップ(W杯)転戦中だったジャマイカ側から「輸送業者のストライキでそりが届かないため、別のレンタルそりを使う」と連絡があった。

国際大会でも実績があるラトビア製のそりを使用。さらに「下町ボブスレーはもっとスピード性能を高める必要がある」と改良を求めてきた。

ジャマイカ側とは推進委が無償提供したそりを平昌五輪で使う契約を結んでいる。違約金条項もあるが、それでもジャマイカ側は「出場権を得られなければ元も子もない」と主張。ジャマイカの技術者のもとにそりが届いても、女子チームは出場権確定までラトビア製を使い続けた。男子チームは下町ボブスレーに乗っていたが、出場権獲得に至らなかった。

推進委も黙認していたわけではない。スタッフを急きょ現地に派遣し、ジャマイカ側の技術者と協議。17年末までに改造部品を製作して送った。年初の段階ではジャマイカ側の技術者に「ラトビア製より速い」と評価されたという。ジャマイカ側は20日のW杯最終戦に向けて性能を試す予定で、結果をみながら近く本番で使うか否か判断するとみられる。

平昌五輪に向け下町ボブスレーの奮闘が続く(2017年10月に開いたお披露目会の様子、東京都大田区)

平昌五輪に向け下町ボブスレーの奮闘が続く(2017年10月に開いたお披露目会の様子、東京都大田区)

下町ボブスレーは町工場の技を結集して日本代表で使うそりの開発をめざしたが、14年ソチ五輪は不採用。悲願の五輪に向けて海外チームに働きかけたところ、ボブスレーでの五輪挑戦を描いた映画「クールランニング」のモデルになったジャマイカとの契約につながった経緯がある。

推進委の細貝淳一ゼネラルマネージャーは「互いに信頼しあい、五輪でメダルをめざそう」と呼びかけている。

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