2019年5月23日(木)

インフルエンザ流行拡大、全国で週124万人 厚労省が注意喚起

2018/1/16 9:54
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インフルエンザの流行が拡大している。国立感染症研究所の集計によると、全国約5千の定点医療機関から報告された患者数を基に推計した1~7日の1週間の患者数は約124万人。前の週の約101万人に比べて20万人余り増えた。特に西日本で多い。厚生労働省は、今月下旬から2月にかけてピークを迎えるとみており、注意を呼び掛けている。

インフルエンザは主に、せきやくしゃみのしぶきに含まれるウイルスを吸い込んで起こる。高齢者は重症化しやすく、子どもではまれに急性脳症を起こすこともある。予防には手洗いやアルコール消毒が有効だ。室内の湿度を保ち、栄養や休息を取ることも対策になる。ワクチンの接種も予防に役立つ。

人混みへの外出を避けることが望ましいが、マスクの着用でウイルスを吸い込む可能性を低くできる。マスクは感染者がウイルスをまき散らすことも防ぐ。厚労省は「せきが出るときはマスクやハンカチで口を押さえることが重要だ」と「せきエチケット」を求めている。

集計によると、都道府県別の1医療機関当たりの患者数は、宮崎県が34.17人で最も多く、沖縄県(31.76人)、大分県(28.93人)、福岡県(28.14人)、長崎県(26.04人)と続いた。全国の平均は16.31人だった。

直近5週間で検出されたウイルスの種類は、2009年に新型インフルエンザとして流行したA型が最も多かった。

今季はワクチンの製造開始が遅れ、医師らの団体はワクチン不足への対応を国に求めた。厚労省は、13歳以上の接種回数を1回にすることなどを徹底し、最終的な必要量は確保できるとしている。〔共同〕

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