2018年7月17日(火)

LGBTの説明、修正検討 岩波書店の広辞苑第7版

2018/1/15 20:55
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 10年ぶりに改訂された国語辞典「広辞苑」の第7版で、性的少数者を指す言葉として新たに収録された「LGBT」の説明文を巡り、当事者からインターネット上で「誤りだ」との指摘が出ていることが15日、分かった。版元の岩波書店が、修正が必要かどうかを検討している。

 12日に発売された第7版ではLGBTを「多数派とは異なる性的指向をもつ人々」と説明している。LGBTはローマ字の頭文字を使った略語。このうちLGBは女性の同性愛者を指す「レズビアン」、男性の同性愛者を指す「ゲイ」、両性愛者を指す「バイセクシャル」を意味する。Tは身体の性と自己認識としての性が一致しないことやその人を指す「トランスジェンダー」の頭文字。

 ネット上で「トランスジェンダーと性的指向は全く関係がない」などと指摘した、トランスジェンダーの遠藤まめたさんは「せっかく掲載されたのに、誤った説明が広がるのは良くない。丁寧に説明をしてほしい」と話している。

 岩波書店辞典編集部は「『誤り』との意見があることは承知しており、修正するかどうかを含めて社内で対応を検討している」と話している。〔共同〕

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