2018年1月18日(木)

逃げた鑑定入院患者を確保 岐阜の関係者宅で

中部
2018/1/14 18:02 (2018/1/14 19:52更新)
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 名古屋市千種区の愛知県精神医療センターから、鑑定入院中だった20代のブラジル国籍の男性患者が13日に逃走した問題で、愛知県警などは14日午後、岐阜県可児市の関係者宅で男性を見つけ、身柄を確保した。名古屋地検の車両でセンターに移送され、再び鑑定入院した。

 センターによると、男性は落ち着いた様子でけがもないが、逃走した理由は答えておらず、可児市まで移動した方法も分かっていないという。逃走前は閉鎖病棟内の自由に出入りができる個室に入院していたが、現在は外から鍵の掛かる保護室に入っている。

 愛知県警千種署によると、捜査員が14日、可児市の男性の関係者宅を訪れ、男性がいることを確認。連絡を受けた地検が身柄を確保した。

 男性は昨年7月、知人にけがを負わせたとして傷害容疑で県警に逮捕された。名古屋地検が12月に精神疾患の疑いがあるなどとして不起訴とし、閉鎖病棟に入院していた。今月13日午後、2階の男性トイレ窓の金具を壊し外に出たとみられる。

 鑑定入院は心神喪失などを理由に不起訴となった場合に、心神喪失者等医療観察法に基づき入院するか、通院治療を受けさせるか判断するための措置。

 センターの粉川進院長は「ご迷惑をお掛けした地域の皆さまに改めておわびする。再発防止を徹底していく」とのコメントを出した。〔共同〕

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