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日本ツアーに軸足 石川遼が今後10年で目指すもの

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2018/1/16 2:30
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 2008年1月、高校1年生でプロに転向後、12年まで国内ツアー、17年までは米ツアーを主戦場としてきた。10年間をひと区切りに、男子ゴルフの石川遼(26)は再び日本へ軸足を移す。18日開幕のSMBCシンガポールオープン(セントーサGC)で今季のスタートを切る新選手会長に話を聞いた。

まずはメジャーでトップ10入り

――6年ぶりに日本ツアーにフル参戦する。今季は何を目標に戦うのか。

「これまで成し遂げていないことを、次の10年で成し遂げたい。海外メジャー優勝、米ツアー優勝を。今までの10年を成績のうえで超え、メジャーで優勝することを目指してやっていきたい。そのためには、トップ10を2、3回は経験していかないと。(松山)英樹は何度もメジャーでトップ10入りしている。彼みたいにトップ10入りできる選手がメジャーで勝てる力のある選手。まずはメジャーでトップ10入りすることが目標。マスターズに3、4年と続けて出られるように。メジャーでトップ10入りの経験を重ねるためにどうやっていくか。それが今年だけでなく、長期的な目標になる」

「次の10年でこれまで成し遂げていないことを」と石川は語る

「次の10年でこれまで成し遂げていないことを」と石川は語る

「(09年以来の)賞金王に、という考えはない。今年に限ってかもしれないが、日本で何勝したいとか、賞金王になりたいとかにはあえてフォーカスしていない。世界ランク50位以内、というのも見ていない。メジャーでトップ10入りが達成できれば、世界ランクもそれ相応になるはず。これまで年間4勝、2位と5打差が最高。今まで自分ができなかったこと、自己ベスト更新は大事にしたいと考えているが。僕がすごいと思うのは(池田)勇太さん。昨年メジャーに全部出て、日本も賞金ランク4位。日本オープンの優勝をみると、日本でのプレーはクオリティーが高かった。勇太さんは賞金王になっても満足していないな、というのがすごくみえた。そういう姿勢を今年、来年と続ければ、メジャーに勝てる力がどんどんついていくのではないかと思う。すごく参考になった」

「数字で気にするのは、自分のデータとメジャーでのトップ10入り。全ての技術のクオリティーを上げたい。米ツアーでは飛距離は平均より下。フェアウエーキープ率やパーオン率も低い。3番ウッドや2番アイアンのパーオン率も低く、ドライバーなどロングゲームの改善が大きな課題。僕はドライバーでフェアウエーキープができないからセカンドは刻むだけになってしまう。米ツアーはピン位置も難しいから、3打目も攻められない。パー5しかバーディーチャンスがないのに。ドライバー、3番ウッド、2番アイアンが平均をクリアできるようになれば。フェアウエーキープ率が平均まで上がれば米ツアーのシード権は取れると思う。3番ウッド、2番アイアンの精度が上がったら、フェデックスポイントランクも70位くらいまで上がるなという感じはある。それではまだ勝てないだろうが、次は100ヤード以内の精度やリカバリー率を上げ、ロングパットを入れる確率を高めるとか……。米ツアーでのプレーの感覚は体に染みついている。今週のドライバー、アイアンの感覚なら米ツアーでも平均を超えているなとか。日本でプレーしているときでも常にメジャーを意識してやっていきたい」

中日クラウンズ、前半戦の山場

昨秋の日本オープンから始めたスイング改造の完成度は?

「日本オープンからずっとゼロ。(6戦目で予選通過した)ダンロップフェニックスが20%、(2位に入った)カシオワールドで40%に。今は50%。あとは試合の中で研ぎ澄まされていく感覚があるので。はまってくれば日本ツアーでも勝てると思う。シンガポールオープンではドライバーが楽しみ。コースが狭くて、池が絡むホールが多いと聞いている。ミャンマーの後は(欧州・アジアツアー共催の)メイバンク選手権(マレーシア)に出る。3試合目でレベルも高いし、今後の参考になるかと。4月までには70~80%にしたい。大好きなコースの中日クラウンズが前半戦の山場になるか」

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