2018年9月20日(木)

ラグビー

サントリーが2連覇、接戦支えた運動量
ラグビー日本選手権兼TL

2018/1/13 23:30
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・サントリー 12―8 パナソニック(日本選手権兼トップリーグ決勝トーナメント 決勝、1月13日)

 試合時間終了のホーンが鳴った後の、ゴールまで5メートル地点でのパナソニックのラインアウト。ボールがこぼれ、審判がノックオンを示す左手をあげたのを見て真っ先に小躍りしたのはサントリーのSOギタウだ。オーストラリア代表として103キャップの百戦錬磨も喜びを爆発させる、しびれる接戦を制した。

 開始早々先制したが、相手の司令塔バーンズが負傷で抜けて1人少ない攻撃を止められず、すぐトライを返された。攻め込みながらも密集でボールを出せない反則を繰り返した。警戒していたパナソニックのポーコックにからまれた結果だ。

 だが、相手防御のスペースを突く攻撃を最後まで繰り出した。後半はノートライ、自陣ゴール前まで何度迫られても押し返す。後半30分過ぎから始めた攻撃は7分近く続いたが、圧力の強度は落ちなかった。

 「どのチームよりもハードワークした自信」(沢木監督)が支えた。毎週1回、試合とフィットネストレーニングを織り交ぜたプログラムは、WTB江見が「1時間の練習だが、80分の試合よりきつく感じた」というほど。選手にGPSをつけ、体調との見合いで一人ひとりの練習量もきめ細かくコントロール。日本選手権に合わせたピーキングにも成功し、ヤマハを粉砕した準決勝も含め、選手の運動量には目を見張るものがあった。

 昨季2冠で追われる立場となった沢木監督も、選手の評価基準を一層厳しめに。「去年なら良かったものを今年は『まだできる』と」。指揮官が安易に「いいね!」を押さなくなったことが、選手の向上心をあおった。今季のチームスローガン通りに「ステイ・ハングリー(貪欲であり続けろ)」を貫き、連覇にたどり着いた。

(摂待卓)

1月14日付日経朝刊スポーツ面の記事(部分)

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