2018年6月22日(金)

ベンツのはしご車展示 世界最古の1935年式、名古屋

2018/1/13 10:45
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 名古屋市消防局が所有し、現存する世界最古のものとされる1935年式メルセデス・ベンツ機械式はしご車が13日、同市港区の商業施設「JETTY」で展示された。14日まで。

 はしご車は当時日本でも建設が進んでいた高層建物の火災に備え、35年に導入された。消防士が乗る「バスケット」と呼ばれるかごは付いておらず、最長30メートルまで伸びるはしごをよじ登って先端まで行き、消火作業などに当たっていた。68年まで活躍した後に引退、名古屋市消防学校に保管されていた。

 防火の広報活動に活用することが決まり、消防局が自動車整備士を養成する中日本自動車短期大学(岐阜県坂祝町)に依頼し、2017年から学生と教員がブレーキやサイレンなどの修理を進めている。消防局と短期大は19年1月までにエンジンなどの修理を終えたいとしている。

 短期大3年の神野恭兵さん(21)は「古い車なので腐食している部分が多く、修理には根気がいる」と話した。夫婦で訪れた名古屋市中川区の無職、立石良雄さん(77)は「戦前にはしご車があったことにも驚いたが、それが今も立派に残っているとは。走る姿を見てみたい」とうれしそうだった。〔共同〕

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