2018年7月17日(火)

バイアコムとCBS、オーナー家が再統合希望 米報道

2018/1/13 7:51
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 【ニューヨーク=清水石珠実】米メディア大手のバイアコムとCBSが再統合する可能性が浮上してきた。両社の事実上のオーナーにあたるレッドストーン家が再統合を希望している。米メディアが12日報じた。規模拡大が狙いとみられる。ただ現時点で、2社は具体的な統合に向けた話し合いを行っていないという。

 レッドストーン家は非上場企業「ナショナル・アミューズメント(NAI)」を通じ、バイアコムとCBS両社の議決権約8割を保有している。高齢の父サムナー・レッドストーン氏(94)に代わり、現在は娘のシャリ・レッドストーン氏(63)が実権を握っている。

 2005年、サムナー氏が有料テレビに強みを持つバイアコムと、地上波テレビが中核のCBSには相乗効果が薄いと判断し分離した。その後、バイアコムの経営が低迷したことから、16年にシャリ氏が2社の再統合を狙ったが、CBS側の反対などで断念した経緯がある。

 メディア業界専門サイト「ザ・ラップ」は、16年時点と異なり今回はCBSのレスリー・ムーンベス最高経営責任者(CEO)も統合協議に前向きな姿勢を示しているとの関係者談話を報じた。

 インターネット企業の台頭を受け、メディア業界では合従連衡の動きが続く。昨年12月には、ウォルト・ディズニーが21世紀フォックスの事業の一部を買収した。シャリ氏もCBSとバイアコムの再統合で規模の拡大を狙っているという。

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