2018年1月21日(日)

四国銀、がん治療企業に投資 地域ファンド通じ4800万円

金融機関
中国・四国
2018/1/13 1:31
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 四国銀行は12日、がん放射線治療の効果を高める薬剤と治療法「コータック」を開発したスタートアップ企業、KORTUC(東京・千代田)に投資したと発表した。昨年設立した地域活性化ファンドを通じた投資で医療分野は初めて。同行は「高知発の医療で費用対効果が高い。乳がんで乳房の切除を避ける方法などとして後押ししたい」と投資理由を説明した。

 投資額は4800万円。KORTUCは調達した資金を活用し、2017年から臨床試験を始めた英国に加えて日本でも同試験を開始、医薬品承認を目指す。医療現場で使いやすい製剤キットの開発も進める。

 コータックは過酸化水素水(オキシドール)とヒアルロン酸を混合して腫瘍部分に注入し、がん細胞の抵抗力を低下させて放射線治療の効果を高める薬剤と治療法。これまでに乳がん患者を中心に700人以上が治療を受けているという。

 高知大学の小川恭弘名誉教授が医学部教授時代に発案し、06年から高知大で倫理委員会の承認を受けて治療を開始。医薬品承認と製品化のために15年に会社を設立した。

 KORTUCの松田和之社長は「調達資金を生かし早期の実用化を目指す」としている。

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