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脳の信号捉え意思伝達 サイバーダインが装置

サイバーダインが開発した小型の意思伝達装置「Cyin」(同社提供)

筑波大学発ベンチャーのサイバーダインは、病気などで発話したり体を動かしたりするのが困難な患者らの意思伝達を支援する小型装置を今春に発売する。体に貼った電極で脳から伝わる微弱な信号をとらえ、装置に接続したパソコンなどを操作できる。税抜き価格は60万円。

小型装置「Cyin(サイン)」は筋肉が次第に動かなくなるALS(筋萎縮性側索硬化症)などの患者の利用を想定している。腕や指先など体のどこかにシリコン製の電極を貼り、動こうとした時に脳から筋肉に伝わる生体電位信号を検出する。下半身につけて歩行を補助する同社製の装着型ロボット「HAL」が動く原理を応用した。

例えば文字をパソコンに入力する場合、まず同装置をパソコンに接続する。装置の画面上に並んだ文字盤上のカーソルが自分の入力したい文字上に移動した時、電極をつけた体の部位を動かそうとすれば、その文字を実際にパソコンに入力できる。病院のナースコールも患者が使えるようになる。

昨年に国立病院機構新潟病院などでALS患者ら15人を対象に装置を使い試験したところ、全員で意思伝達ができることを確認した。

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