2018年1月18日(木)

FCA、メキシコから米国に生産移管 減税受け投資

自動車・機械
北米
2018/1/12 19:00
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 【フランクフルト=深尾幸生】欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は11日、2020年にピックアップトラック「ラム」の生産をメキシコから米国に移管すると発表した。米ミシガン州の工場に10億ドル(約1100億円)を投資し、新たに2500人を雇う。法人税の大幅減税を柱とするトランプ政権の税制改革が決定の背景にある。

 1938年から自動車生産をしているミシガン州ウォーレンの工場の設備を増強し、ラムのピックアップトラックの中核拠点にする。17年に発表した同拠点で「ジープ」を生産するための投資を10億ドルから上積みする。移管元のメキシコ北部サルティーヨの工場は、輸出向け商用車の生産拠点に刷新する。

 工場への投資と合わせて、米国内の約6万人の従業員に2千ドルの特別ボーナスを支給する。セルジオ・マルキオーネ最高経営責任者(CEO)は声明で、「米国の税制改革は米国の事業環境改善につながることを投資で証明する。同時にうまれる利益を従業員と配分することが適切だ」と強調した。

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