2018年7月19日(木)

GPS捜査、二審も実刑 窃盗事件、東京高裁

2018/1/12 11:36 (2018/1/12 12:33更新)
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 警視庁が裁判所の令状を取らずに全地球測位システム(GPS)を使って捜査した自動車盗事件で、窃盗罪に問われ一審で実刑判決を受けた男(43)ら2人の控訴審判決で、東京高裁は12日、2人の控訴を棄却した。

 大島隆明裁判長は一審に続きGPS捜査の違法性を認め「警察官は日常的、継続的に位置情報を取得していた。必要性の判断も安易かつ恣意的で、違法性は高い」と指摘し、密接に関連する証拠を排除。その上で、供述調書など他の証拠に基づいて有罪と判断した。

 一審東京地裁立川支部は、被告が通過した高速道路料金所の防犯カメラ映像は「GPSがなくても、捜査の過程で入手できた」として証拠採用。高裁は「GPSがなければ、通過した料金所が直ちに判明するとは限らない」と述べ、証拠から排除した。〔共同〕

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