台湾は中国「台湾省」 広辞苑の記述に台湾反発
「中華人民共和国の一部でない」
[有料会員限定]
【台北=伊原健作】12日に発売された岩波書店の国語辞典「広辞苑」の改訂版(第7版)を巡り、台湾を中国の一部として紹介した表記が波紋を広げている。改訂に当たり台湾側は「断じて中華人民共和国の一部ではない」として従来の表記の修正を要求したが、岩波書店側は拒否。中国が岩波書店への支持を表明するなど国際問題の様相を呈している。
広辞苑は「中華人民共和国」の行政区分を示す地図で、台湾を「台湾省」として記載。...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り597文字