2018年11月22日(木)

埼玉県内17年の倒産件数、8年ぶりに増加

2018/1/11 22:00
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東京商工リサーチ埼玉支店が11日発表した2017年の埼玉県内の倒産件数(負債総額1000万円以上)は前年比2%増の361件だった。建設業やサービス業を中心に増加し、前年を8年ぶりに上回った。ただ過去10年間でみると3番目に少ない件数で、同社は「依然として低水準にある」とみている。

負債総額は前年比36%減の421億3800万円だった。負債額10億円以上の倒産は前年より5件少ない6件。大型倒産の減少が総額を押し下げた。従業員別では10人未満の企業が303件で全体の8割超を占め、依然として小口の倒産が多い。

産業別でみると、人手不足が深刻な建設業(88件)とサービス業(77件)が多かった。続く製造業(59件)は、内需型の企業の倒産が多かった。

12月単月の倒産件数は前年同月比18%減の31件で、2カ月連続で前年を下回った。

4カ月ぶりに負債額10億円以上の大型倒産が発生したものの、負債総額は65%減の52億1200万円だった。

同社は今後について「金融機関が事業性評価による与信判断を進めるなか、収益改善や後継者問題の解決が見込めない倒産予備軍は減る傾向にない」とみている。

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