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「パズドラ」ファン獲得へeスポーツ前面 ガンホー

ガンホー・オンライン・エンターテイメントは11日、オンラインゲーム「パズル&ドラゴンズ」の関連ビジネスを強化すると発表した。ゲーム対戦競技「eスポーツ」の大会をユーザーのレベルに応じて開催するほか、パズドラのeスポーツをテーマにした漫画やアニメ、玩具も展開。成長が見込まれるeスポーツを軸に、減少傾向にあるユーザーを呼び戻す。

eスポーツのプロジェクトを説明する森下社長(左)(11日、東京都港区)

ガンホーはパズドラのeスポーツ大会を「アマチュア」「プロ・アマ混成」「プロ」の3段階に分けて開催する。森下一喜社長は同日の発表会で「eスポーツの市場規模は大きい」と述べた。

誰でも参加できるアマチュア大会「チャレンジカップ」は、2月のゲームイベント「闘会議」で開催する。同社は17年10月、パズドラと連動して遊べるアプリゲーム「パズドラレーダー」に対戦機能を導入した。

レーダーでオンライン予選大会を設け、ランキング上位のプレーヤーをチャレンジカップに招待する。チャレンジカップで上位3位までのプレーヤーにはプロライセンスを発行する。

プロ大会「チャンピオンズカップ」は19年に予定している。チャレンジカップとプロ・アマ混成大会「オープンカップ」は19年までに3回ずつ開催する。そこで勝ち残ったプロゲーマーがチャンピオンズカップに出場できる。

小学館の少年向け雑誌「コロコロコミック」とテレビ東京で、パズドラの漫画連載とアニメ放映を始める。eスポーツに参加する少年を主人公とする内容で、eスポーツの認知度を高める。森下社長は「プロゲーマーが子供のなりたい職業の定番になる可能性もある。『パズドラを見てプロゲーマーを目指した』となればいい」と意気込む。4月にはタカラトミーと組んで玩具も発売する。

16年12月期のパズドラの売上高は、ガンホーの連結売上高の84.3%と大半を占める。同期のパズドラの売上高はピークの14年12月期より約4割少ない948億円。12年2月に配信を始めたパズドラは7年目を迎える。人気が高まるeスポーツを活用し、ファン拡大を目指す。

(企業報道部 桜井芳野)

[日経産業新聞2018年1月12日付]

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