2018年9月22日(土)

CES、テクノロジーの祭典に水差す停電

2018/1/11 10:50
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 【ラスベガス=岩戸寿】米ラスベガスで開催中の世界最大の家電見本市「CES」のメイン会場で10日、長時間にわたる停電が起きた。テレビやディスプレーから映像が消え、現地はスマートフォン(スマホ)のライトで歩き回る人が増えるなど混乱した。会期中に約20万人が集まるテクノロジーの祭典に、停電が水を差した。

停電で混乱するCESの会場(10日、米ラスベガス)

 主催団体によると、原因は前日まで降り続いた大雨による設備の火災という。

 「いつ復旧するんだろう」「このアポイントはとりあえずなしにしましょう」。CESのメイン会場のひとつである、LVCC(ラスベガス・コンベンションセンター)。突如暗闇に包まれた展示会場では、スマホの明かりを頼りに不安そうにする顔が浮かんだ。停電の影響か入場を制限している入り口もあったようで、混乱が続いた。

 派手なディスプレーも電力がなければただの黒い壁でしかない。展示物にぶつからないよう慎重に歩く人が目に付いたという。電力供給が続く場所に引き寄せられ、廊下などに人があふれた。ある来場者は「午後に復旧すればいいんだが……」と不機嫌に電話していた。

 初日となった9日にはラスベガスとしては珍しく大雨に見舞われ、例年以上に渋滞が発生。交通整理のまずさもあり、予定通り面会できない人もいた。日本から参加しているメーカーの関係者は「昨日も雨のせいでアポが飛んだ。今日はバタバタする予定だったのに、これでまたわからなくなった」と憤った。

 様々な情報が錯綜(さくそう)したが、午後1時すぎには停電から復旧した。思わぬ形で勢いがそがれた祭典は、12日まで続く。

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