2018年1月24日(水)

奈良産丸太を中国に輸出 住友林業、原木生産拡大で

関西
2018/1/10 23:47
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 住友林業は子会社の住友林業フォレストサービス(東京・新宿)を通じ、奈良県産丸太の輸出を本格化する。2017年11月に初輸出したほか、1月末と3~4月にも計画している。十津川村の樹齢50~60年のスギ丸太を中国に供給する。同村で林道整備などが進み、原木の生産量が上向いたことに対応する。

奈良県十津川村では林道整備などで原木の生産量が増えている

 住友林業は九州産を中心に国産丸太の輸出に取り組んでいる。既に京都府産や和歌山県産なども輸出しているが、奈良県を含む関西や紀伊半島からの調達を増やしてさらなる拡大を目指す。中国ではフェンスや敷板、家具や産業用パレットなどに使われるという。

 同社は17年11月に和歌山県新宮港で船積みした丸太を2500立方メートル輸出し、このうち十津川産が800立方メートルと3割強を占めたという。1月末と3~4月にもそれぞれ同港から丸太全体で2500立方メートルの輸出を計画しており、十津川産が含まれる見通しだ。

 子会社のフォレストサービスは11年度から十津川村とコンサルティング契約を結び、林道の整備や最新鋭機械の導入を助言してきた。その結果、同村の原木生産量は安定しており、17年度は前年度比29%増の2万2千立方メートルと6年連続で増加する見通しだ。

 今後は九州産などと同様に、韓国、台湾などへの輸出も検討する。

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