2019年6月25日(火)

金沢の2放送局で放送中断 電波塔から火花、落雷か

2018/1/10 21:48 (2018/1/11 1:31更新)
保存
共有
印刷
その他

金沢市内にあるフジテレビ系列の石川テレビ放送とTBS系列の北陸放送(MRO)で、10日午後7時前から放送が中断した。金沢市消防局によると、石川テレビの敷地内にあり両局が共用している送信鉄塔で落雷の後に火花が出ていたとの情報があり、両局は「鉄塔への雷の直撃が原因とみられる」としている。

放送の中断を受け、石川テレビの敷地内にある送信鉄塔を調べる消防隊員(10日夜、金沢市)=共同

両局の放送は10日深夜から11日未明にかけ、一部地域で視聴が可能になった。北陸放送の関係者によると、通常より電波の出力を下げた結果だという。両局の関係者は「完全復旧ではない。復旧のめどは立っていない」としている。

金沢地方気象台によると、放送が中断した当時、石川県内全域に雷注意報が出ていた。

同消防局によると、送信鉄塔の高さは約160メートルで、高さ約130~140メートル部分にあるケーブルの被膜が燃焼し、火花を出していたという。両局と、同消防局が放送中断や火花の原因を調べている。

石川県警金沢西署によると、送信鉄塔に外部から侵入した形跡はなく、事件性はないとみられる。火花によるけが人はいない。

石川テレビは根布寛社長名で「放送が長時間にわたり中断する事態となり、誠に申し訳ございません。できるだけ早い復旧を目指し、全力を挙げています」とコメント。北陸放送も京村英二社長名で「送信機器の不具合により長時間にわたり県内の広い範囲で放送が中断する事態となり、誠に申し訳ありません」とするコメントを出した。

石川テレビによると、石川県内のほぼ全世帯に当たる約46万世帯が視聴。このうち県南部の加賀地方などの約40万世帯で放送が中断した。北陸放送によると、カバー率は県内世帯の97.4%。加賀地方を中心に視聴できなくなった。〔共同〕

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報