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「白猫は特許侵害」 任天堂がコロプラに44億円請求

コロプラは10日、任天堂が特許権侵害で東京地裁に同社を提訴したと発表した。任天堂はコロプラの主力のスマートフォン(スマホ)向けゲーム「白猫プロジェクト」の差し止めと44億円の損害賠償、遅延損害金を求めている。白猫はコロプラの稼ぎ頭。差し止めになった場合、業績への影響が大きい。

提訴は2017年12月22日付。任天堂によると、タッチパネル上で操作する際に使用する特許技術など5件が対象だという。任天堂が国内で特許権侵害について提訴するのは初めて。

コロプラは16年9月に任天堂から白猫が同社の特許権を侵害していると指摘を受け、その後は任天堂に対し特許権を侵害しないことを説明してきたが折り合わなかったという。コロプラは「裁判で特許権の侵害がないことを明確に伝えていく」という。

白猫は14年7月に配信したスマホ向けロールプレイングゲーム(RPG)で、16年6月には1億ダウンロードを突破した。コロプラの17年9月期の売上高は522億円で、同7~9月期のゲームの売り上げでは白猫が1位だった。

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