2019年5月22日(水)

旭硝子子会社、実験器具で品質不正 保証書偽り出荷

2018/1/10 18:48
保存
共有
印刷
その他

旭硝子は10日、子会社の「AGCテクノグラス」(静岡県吉田町)が一部製品について、顧客と取り決めた品質検査を行わずに出荷していたと明らかにした。実験器具の「遠沈管」で、主な販売先は大学や研究機関。2015年2月から検査に必要な試薬が手に入らなくなったが、偽りの品質保証書を発行して出荷を続けていたという。

遠沈管は遠心分離機で物質を分離するのに使う。一部の顧客には管内部に特定酵素が混入していないかを検査し、品質保証書を発行してきた。15年2月にそれまで利用してきた高精度な試薬が手に入らなくなったが、検査担当者が従前通りの証明書を発行し続けた。

17年12月上旬に通常の担当者が不在となった際、別の検査員が不正を発見。22日から顧客への説明を始め、27日にはAGCテクノグラスのホームページで公表した。

保存
共有
印刷
その他

関連キーワード

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

  • 企業

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報