2018年10月21日(日)

日立 米国の医療ITベンチャー買収

2018/1/10 14:16
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日立製作所は10日、米国の医療IT(情報技術)ベンチャー、ビジスター(サウスカロライナ州)を買収したと発表した。買収額は20億円弱とみられる。同社は超音波画像診断装置などの画像を医師が診断した後、リポートをまとめる際の入力を支援するサービスを手がける。日立の診断装置と組み合わせ、医師の利便性を高めることで他社製品との差異化を狙う。

1日付で買収を完了した。ビジスターは医師らが2005年に創業。臓器の大きさや厚さなど定量的なデータをリポートに自動入力し、画像診断を担う医師の負担を下げるサービスが主力だ。コンピューター断層撮影装置(CT)や磁気共鳴画像装置(MRI)にも対応し、米国で約1千の医療機関を顧客に持つ。

日立はビジスターの顧客基盤を活用し、米国で医療機器の販売を拡大したい考え。従来は米国内でのみ提供していたビジスターのサービスは世界に販売先を広げる。

画像診断装置はこれまで高画質化や放射線被曝(ひばく)を抑える技術が主な競争軸だったが、各社とも開発が進み、性能面で差がつけづらくなってきた。日立はITを組み合わせることで独自の付加価値を提供したい考え。人工知能が患者の画像から病変を見つけ出すことで、画像診断そのものを支援するサービスも開発中だ。

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